No.89 6月のゲーム(楽しみがいっぱい)
北から南へのTour Seasonです(渡り鳥みたい)。と言っても、今年は
Lions Year(South Africa)なので、All Blacksとテストマッチを行なう
のは、当然Britain及びIrelandではなく、ItalyとFranceだけですけどね←
相手国が好きじゃないので(注:“国”がではなくて“その国のラグビー代
表チーム”が、ですが)つい投げやりな言い方になってしまっている。
しかし相手国が‥だったら見たくないのかと言うと、やっぱり見たい、のに、
Jスポでは、Franceとの二度のテストの内の一試合のみの放映のようです。
プンプン(怒)。
先頃発表された今回のAll Blacks Squadsには、Chiefs(No.32参照。
今年は珍しく?Super14のFinalにまで勝ち進みました)から6人が選ばれま
した。Stephen Donald, Brendon Leonard,Kahui, Muliainaは入ると思っ
ていましたが、Latimer(No.53参照)とMessamの二人はちょっとわからな
かったので嬉しい。でも、一試合しか放映がないから、せっかくLatimer
初キャップも見られるかどうか(;_;)。
さて、南対北のテストマッチと並行してPacific Nations Cup も始まり
ます。こちらはJunior All Blacks なわけですが、“Junior”と呼んでい
いの?と思ってしまう名前もあったりして。Jason Eaton,Sione
Lauaki,Luke McAlister,Anthony Tuitavakeなんか、完全にAll Black
でしょう。Hosea Gear 君は去年もいたっけな。ChiefsのMalmancheとか
HighlandersのIsrael DaggとかのJuniorらしいフレッシュな顔ぶれはイイ
なあ。それにしても何故Masaga(No.51参照)がAll Blacksに選ばれなかっ
たんだろ(Juniorのほうに選出)、入ると思ってたんだけど。何故、とはず
みで書きましたが、もちろんちゃんと理由はあって、DFに不安があるから、
とされているんですが、「DFに難? ハイボールキャッチが心配? そんな
の、別にイイじゃん」と、日頃「ラグビーは、1にディフェンス、2にディ
フェンス」なんぞとのたまっている同じ口から出るとは思えない言葉がポ
ロッとこぼれる、それくらいアタックで魅せてくれる人なんですけどねえ。
ま、いいや、Junior ABsの試合は全試合放映があるようなので、楽しみに
しておこう♪
ところで、J スポの6月の放映予定を見て、「All Blacksのテストを一試
合しかやらないのに、Wallabies対Barbariansなんかやるわけ?
Barbariansったって、Lions メンバーはいないし南アやNZのテストスコッ
ドも抜きだから大したメンバーじゃないでしょー。こんなのやる位なら昨年
末のBarbarians――McCawとSchalk Burgerが一緒に出たヤツ(No.66)――
をやってくれたら良かったのに(見たかった)」と、又プンプンしそうに
なったのですが、念のためBarbariansのメンバーをチェックしてみたら「
あら、これならまあ許せるわ(笑)」。で、これも一応楽しみに‥えっ‥
!!?? Sonny Bill Williams!!! うっわあー!!! まさかこんなとこで見ら
れるとは思わなかった! 一応どころかすごーく楽しみ!になってしまいま
した。ひゃあ、6月6日ってったらもうすぐだ(良かった、メンバーチェック
して)。
で、対戦相手のほうだけ調べたんでは片手落ちだろうと思い(←尤も
ItalyやFranceのメンバーはチェックしたりしない)、ついでにWallabies
のメンバーも見てみたら‥ほうら、James O’Connorはこっちに入ってる
じゃないか。『ラグビーマガジン』のU20RWCの注目選手の欄に彼が取り上げ
られてたので、「へっ、O’Connor君、来るの? ホントに?」といぶか
しんでいたのだ。‥という事で、O’Connor君は日本では見られません、ラ
グビーマガジンに代わってお知らせ&お詫びしておきましょう。
O’Connor君が来なかろうがU20は楽しみなのだが(初戦はもうあさって
6月5日です)、この間も書いたように、如何せん放映が少なすぎる‥せっか
く各国の若き才能を見る機会なのに。ホントに日本のラグビー協会(関係者)
ってバカ。おわかり下さっていると思いますが、私は何も、ワールドカップ
を日本で絶対やってほしくないと言っているわけじゃなく、現況のような中
ではやる資格はないしやるべきじゃないと言っているわけですが、ともかく
あの会長じゃああかんでしょ、あの会長がヨイ(orでヨシ)としている関
係者も同罪。皆刷新してあるべき姿に向かって進んでくれるのなら、私だっ
てU20も(PNCも)意地などはらずに見に行くし皆にも宣伝しまくるし、色々
応援もするのになあ。今日、Barbariansのメンバーを調べていてひっかかっ
たサイトに、下記の文があって笑ってしまいました。
“ライオンズのレガシープロジェクト(注:遠征先で子供達の指導や普及
活動を行なう。南アでも早速行なったようです)。ツアー中、何度もこう
いったプログラムは組まれているのでしょうね。スポンサーとの契約でも
あるのだろうけど、ライオンズの役割、務めを理解しているともいえます。
そこで思うのはジャパンなのですが、「W杯共催候補」として名前を挙げた
香港やシンガポールで、「ただゲームを行ってきただけ」ではないですよ
ね?”
バカ協会がW杯招致をするのは勝手だけど、日本での開催がアジアの総意
だのアジアラグビーの発展に不可欠だの、「アジアのラグビーのため」って
いう印籠を掲げるのは勘弁してほしい。Asian Rugbyの為に一体アンタ達は
何をした? ‥って、何だか話が又I’m NOT supporting‥に辿り着いちゃ
うのでした。
上にもある通り既に始まっているLions Tourは、しかし、まだ当分放映
はない(Tour終盤のテストマッチの3試合だけの放映予定なので)。いえ贅
沢言いません、テストマッチ3試合ともやってくれるだけでも有り難い。楽
しみに待っています。
最後に、7日の伊那市招待試合、明治(対同志社←()の扱いで失礼)。
U20選出メンバーはいないけど、「衛籐君、来るかなあ(まだメンバー発表
がない)」「コーゾー君はどうかなあ」「この春常翔学園から入学した二人
は」‥と、これもとても楽しみにしています
(スクール練習、早上がりしますので、ヨロシク)。晴れるといいな。
2009/06/03 佳
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