<基本ルールとプレーの名称>

 言葉だけで表現すると難しいところもありますが、イラストを描く才能がないのでお許しください。
参考文献 財団法人 日本ラグビーフットボール協会 平成15年度競技規則
     成美堂出版 「わかりやすいラグビーのルール」
     成美堂出版 「すぐわかるラグビー ルールと試合」
     関東ラグビーフットボール協会HP ラグビーの見方

<競技場> <得点> <試合時間> <ボール> <キックオフ> <キック>
<スクラム> <モール> <ラック> <ラインアウト>


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競技場

高校生以上

中学生は、タッチライン間の幅が60m以内 それ以外は同じ

           

低学年
ゴールポストなし

中学年

高学年

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得点

ラグビーの得点方法は、大きく分けて、「トライ」と「キック」の2種類あります。
トライは2種類、キックは3種類あります。

トライ(T)        5点 トライは攻撃側のプレーヤーが相手側のインゴール
                 において、最初にボールをグラウンディングするこ
                 とによって得られる。
                  グラウンディングとは、ボールを抱え(手または
                 腕でボールを持っていること)インゴール内で地面
                 につける場合と、インゴール内で地上にボールがあ
                 る時、そのボールを手、腕あるいは上半身のうち、
                 首から腰の間を使って、ボールを押さえること。

ペナルティトライ      5点 相手側の不正なプレーがなかったならば、ほぼ間違
                 いなくトライが得られたものと認められた場合、ゴ
                 ールポストの中央にペナルティトライが与えられる。

コンバージョンゴール(G) 2点 トライが得られた場合には、トライした側がゴール
                 キックによりゴールすることができる。これはペナ
                 ルティトライにも適用する。これをコンバージョン
                 ゴールと呼ぶ。プレースキックでもドロップキック
                 どちらでもよい。
                  トライをした地点を通るタッチラインに平行な線
                 上からキックを行う。

ペナルティゴール(PG)  3点 ペナルティキックからゴールキックが成功すること

ドロップゴール(DG)   3点 一般のプレーの中で、ドロップキックからゴールす
                 ること。 

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試合時間

20歳以上  80分以内(前半40分 後半40分 休憩時間は10分以内)
       通常40分ハーフと呼ばれます。

低学年(U7-8)  10分ハーフ以内 休憩時間の規定はない

中学年(U9-10) 15分ハーフ以内 休憩時間の規定はない

高学年(U11-12) 15分ハーフ以内 休憩時間の規定はない

中学生 20分ハーフ以内 休憩時間は5分以内

高校生 35分ハーフ以内 休憩時間の規定はない

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ボール

形状 ボールは楕円形で、4枚張りでなけれなばいけない。
寸法 長さ 280-300mm
    縦の周囲 740-770mm
    横の周囲 580-620mm
材質 皮または類似の合成皮革

小学校低学年(U7-8)
 3号ボールを使用する
小学校中学年(U9-10)
 3号ボールあるいは4号ボールを使用する
小学校高学年(U11-12)
 4号ボールを使用する

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キックオフ
キックオフは、試合の開始およびハーフタイム後の試合再開で行われます。
試合再開のキックは、得点後またはタッチダウン後に行われます。

キックオフの場所
 キックオフはハーフウェイラインの中央で行われる。正しい位置からキックされない
 場合はやりなおします。
キックオフの方法
 キックを行う側は、ハーフウェイライン中央またはその後方からドロップキックで行
 います。
 正しい方法でキックされない場合はやりなおしする。

 
<小学校低学年(U7-8)>
  ・キックオフおよびドロップアウトは行いません。
  ・キックオフの代わりに、タップキックからのパスとする。
    ※タップキックとはボールを地面に置き、いずれかの方向に明確に蹴り進める
     ことで、手の中のボールをちょんと蹴るいわゆるチョン蹴りではない。
  ・ドロップアウトは、ゴールライン中央よりフィールドオブプレー側に5m入った
   位置でタップキックを行います。
  ・得点後のキックオフは、得点された側のチームがハーフウェイライン中央におい
   てタップキックからのパスとする。

 <小学校中学年用(U9-10)>
  ・キックオフはハーフウェイラインの中央から、ドロップアウトは10メートル
   ライン上あるいはその後方から、それぞれ行います。
  ・得点後のキックオフは、得点した側のチームがハーフウェイラインの中央、また
   はその後方から行います。
  ・キックは、ドロップキックあるいはプレースキックのいずれかでも構いません
  ・キックオフしたボールは相手側の5mラインに届かなければなりません。
  ・ドロップアウトはプレースキックでも構いません

 <小学校高学年用(U9-10)>
  ・キックオフはハーフウェイラインの中央から、ドロップアウトは15メートル
   ライン上あるいはその後方から、それぞれ行います。
  ・得点後のキックオフは、得点した側のチームがハーフウェイラインの中央、また
   はその後方から行います。
  ・キックオフしたボールは相手側の5mラインに届かなければなりません。

ドロップアウト
 攻撃側がボールを相手のインゴールに入れた後、防御側がボールを最初にインゴールに
 グラウンディング(タッチ・ダウン)するか、ボールがタッチ・インゴールに出るか、
 またはデッド・ボール・ラインを越えた時に防御側に与えられるドロップ・キック


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キック
ラグビーでは、ボールを前にパスするとスローフォワードの反則になりますが、ボールを
前に蹴るキックは認められています。

相手に押し込まれているときに陣地を挽回するときに使われますが、ミニラグビーでは
キックに関して制限があります。

 
<小学校低学年(U7-8)>
  ・試合を開始するおよびプレーを再開するためのキックオフ以外ではキックは禁止。

 <小学校中学年用(U9-10)>
  ・ダイレクトタッチは、10mラインの内側からのみ許される。10mラインの外側
   からのキックが直接タッチに出た場合は、キックした地点で相手側のスクラムとな
   る。
  ・戦略的なキックは、ボールを手で保持した状況から以外のキックはキックは禁止
   たとえば、地上にあるボールを蹴るようなキックは禁止
   これに反した場合は、キックした地点で相手側のスクラムとなる。
  ・フライキック 見境のないコントロールされないキックはいかなる地域からも違法
   これに反した場合は、キックした地点で相手側のスクラムとなる。

 <小学校高学年用(U9-10)>
  ・ダイレクトタッチは、15mラインの内側からのみ許される。15mラインの外側
   からのキックが直接タッチに出た場合は、キックした地点で相手側のスクラムとな
   る。
  ・戦略的なキックは、特に制限はない。
  ・フライキック 見境のないコントロールされないキックはいかなる地域からも違法
   これに反した場合は、キックした地点で相手側のスクラムとなる。


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