かよこのノート

 No.22 大学対抗戦
 早慶戦。慶応の応援(相変わらずアンチW)に力が入りましたが結果は
黒星。がっかり‥。
「負けた〜っ、完敗!」という感じはしないので余計残念。
常々、「早稲田には何をさしおいてもハーフ団へのプレッシャーで しょー
がっ!」と、(TVの前で)対戦相手のチームに向かってどなりつけている
私としては、その点、特にSHへの圧力はかなりできていたのではと思った
のですが(打倒Wを目指すチームは絶対これに倣うべし!)、体の大きな
バックスの中央突破をとめきれなかったのが惜しまれます。私の個人的な
戦前予想は、BKでは慶応が勝てる、だったのですが、ちょっと誤算。
逆にFWは体格で不利かな〜と思っていましたが、健闘してました。特に2番
3番が目立ってすばらしかったし。もちろん6番キャプテンの青貫君は、期
待通りに、熱く、そして、ひきしまったプレーでした。
この前、明治戦での彼の“膝下に突き刺さるタックル”を見て、
「ひゃ〜っかっこいい〜!」と一目ぼれして(←注:一応、私は明治びい
きなのですが‥)「青貫君 良かったですよ〜」「今時あんなタックルで
きる人いませんよ!」「フランカーの鑑!!」と、飯田さん(いきなり
ローカル実名登場)にまくしたてたのですが、今日もほれぼれさせられま
した。
Richie McCawもいいけど(あ、今年のIRBの最優秀選手受賞が決まりまし
た、ありがとうございます←身内の気分)、日本人のFLならこういう人が
一番だな〜と思います。体は小さいけど、モールとかの時にも彼がしっか
り“きいてる”のがわかるし(明治のLOあたりもちょっと見習ってほし
い)、ホントいい選手です。
慶応の人って、卒業後はトップレベルでラグビーを続けない人が多いけど、
彼はどうなんでしょうか? もっと見たい、と思わせてくれる選手なんです
が‥。まあ、とりあえず大学選手権を楽しみにしましょう。
さて次は早明戦。明治は、慶応戦にしても帝京戦にしても攻めがマズすぎ‥
なんだけど、とりあえず藤田さんが落ち着いてやってるのがいい感じ(わ
かっていてあえて、だとしたらなんですが。万一わかってなかったら‥‥‥
ちょっとばかし、いや、おおいに困る)。
話は全然違いますが、穏やかな監督さんって素敵ですよね。京産大の大西
さんなんて(大体大の坂田さんも悪くないが)いつ見ても「いいな〜」っ
て思います。
最近は、高校大会の大阪地区予選決勝で工大高に敗れた都島工の監督さん
に「お〜っ、この監督さん、いいんじゃないの?」と、これも一目ぼれ(?)
しました。激戦区大阪にあって決勝進出6校中の唯一の公立校、しかも、
工大高相手に全然ひけをとらないゲームをしているのを見て、すごくいい
指導をされておられる事が推察され、感心しました。(野上さん、怒らな
いで下さいね。私、変わらず工大高サポーターですし、野上さんのファン
ですからね〜(笑))
良い指導者の存在は大切です。もちろん、段階が上がるにつれ、勝つための
チーム作りには、選手獲得、つまり、セレクターも重要だけど。日本は、
(代表レベルで特に)このセレクターの目がないとしか思えません。集まっ
てきた素材で工夫してチームを作らなきゃという草の根レベルではなく、
取捨選択する事ができるという特権があるのに、情けない。そもそも、どう
いう戦いのためにどういうチームを作りたいのかっていう意図も不明だし。
あ、そりゃセレクターの責任じゃないんだね、 でも‥と、不満を言い出す
とキリがなくなるのでやめておきますが。
スクールは来週の県交流大会で今年の公式戦も終了ですが、国内シーズンは
いよいよこれから。C大R大は今年“も”「真っ暗」で すが、他の試合を見
て楽しむ事にします(トホホ)。




                        
                            06/11/23 佳
(C) 2006 Copyright Kayoko Hosokawa All Rights Reserved.