かよこのノート

 No.34 工大高 がんばれ!!

  先日の大阪工大高の安曇野ミニ合宿では、スクール保護者の皆さんに大変
お世話になりました。
5月の父母総会の席で今回の受け入れの件を御報告したところ、皆さん「一体
どういう事をしてあげればいいんだ?」と心配して下さいましたが、楽天家(
能天気)の私は、菅平合宿を見に行った時の記憶で「生徒さん達が全てやって
いて、応援に来られている親御さん達は特に構っておられない感じだったか
ら、直接の手出しは多分殆ど無用だと思いますよ〜」とお気楽モード。
尤も、実際にやってみない事には勝手がわからず心配な面があったのも確かで
すが。
 で、実際やってみてどうだったかというと、やはり色々反省点もあり、「ふ
む、次回(って、あるの? 野上さ〜ん、待ってますよー!!)はもっとこうし
てああして」と気がついたりもしましたが、何しろ(工大高側がどう感じたか
はともかく)スクールの皆さんが非常にフットワークよく熱心にサポートして
(ちなみにHP管理者Iさんは年休までとって!!)下さった事が嬉しかったし本
当に助かりました。お陰で全て皆さんにドンッとお任せし大好きな工大高の練
習を間近で見られる幸せにど〜っぷりと浸る事ができた私は感謝感激アメアラ
レ。有難うございました!!
 (衛籐君が唯一の例外で)いつも「工大高の誰々」ではなくて「工大高」と
いうチームが好きで応援してきましたし、今年も、2〜3年生の姿には「さす
が、1年2年とこうして日々練習を積んで来ると違う!」と頼もしさを感じ、テ
ントや用具の出し入れを一緒にしてくれた1年生達には情がわき、「彼らも又
工大高らしいいいチームになってくれそう」とワクワクしています。
 今年のチーム、スタートは負け続きでした。実は今回の安曇野合宿が、その
頃あまりの弱さにむしゃくしゃされていた野上監督の“やけくそ”=「ちょっ
と気分転換するぞ〜」で決まった事を考えると、春先の調子の悪さが私達には
思わぬお土産となった訳です。しかし同時にそのせいで秋の大阪府予選(花園
予選)の組分けではAシードになれず(順当にいけば決勝で)啓光学園とあた
る厳しい組み合わせになったので、これを単純に歓迎する気にもなれないので
すが。でも工大高は、春より夏、夏より秋、と段々良くなってきてくれるはず
なので、今年も、これからますます成長できると信じています。伸びしろに期
待!
 さて、プレ合宿(安曇野)で足をひっぱる形になっていたらどうしようと、
少し不安でしたが、菅平に応援に行ったところ順調に仕上がり中のようでした
のでとりあえず「ほっ」。東京朝鮮戦、筑紫戦、桐蔭戦を見学しましたが、特
に桐蔭戦はある種のものさしになるだろうと思ったので、興味津々で見させて
もらいました。見終わって、やはり(Aチームの)今の力がよくわかる試合
だったという気がしました。まず開始直後「‥これ、“互角の相手”とやる時
の戦い方じゃん」と思いました。これでは勝てないぞ、と。花園で(或はW杯
でのJAPANが)ああいう戦い方をするのを見たら、「何やってんの!」と言う
かもしれないところです(普段や過程をずっと見ているわけではないのに失礼
な事をご免なさい)。尤も、菅平ではトーナメント戦でもなんでもないのだか
らあれで良かったのかも。うん、きっとそう。私なんか、あの完敗でかえって
「さ〜て、あと4ケ月でどこまで追いつけ追い越せでやってくれるかな」とむ
しろ楽しみになってきました。
 いよいよ秋。このチームになってからの一日一日の積み重ねの上に、成果を
活かし、課題を克服し、集大成の姿を作っていく時期です。<一人一人が強く
なる>(工大高の今年のテーマ)、
そして、一人一人が集まったチームとしての強さを、花開かせてほしいと思っ
ています。                
啓光に勝ってとにかく花園に出てほしい! そして又桐蔭と対戦するとした
ら、その時には“互角の力”になっていて、尚且“互角の相手とやる戦い方
ではなく向かって行く”姿、を見せてほしい。

工大高、頑張れ!                        

                        
                            07/08/23佳
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